
こんにちは!
今回は、日付管理でめちゃくちゃ役立つ「曜日を自動で表示する方法」と、さらに一歩進んで土曜日・日曜日だけ自動で色を変えるテクニックをご紹介します。
これができると、カレンダー、スケジュール表、シフト表づくりが一気にラクになります。
まず確認:曜日を手入力していませんか?
日付の横に「(月)」「(火)」みたいな曜日を毎回打っていると、月が変わるたびに修正地獄になります。
でも大丈夫です。Excelは“表示の設定”だけで曜日を自動化できます。
1. 日付の横に曜日を自動で表示する方法(書式設定)
ここでは、日付の横に「(月)」のような曜日を出す方法を説明します。
手順

- 曜日を表示したい日付のセルを選びます(※文字列ではなく“日付”になっていることが大事です)。
- キーボードで Ctrl + 1 を押して「セルの書式設定」を開きます。
- 「表示形式」タブ → 「ユーザー定義」を選びます。
- 「種類」の欄に、下のどれかを入力します。
入力する例(曜日の表示パターン)
aaa:月、火…のように短く表示aaaa:月曜日、火曜日…のように長く表示(aaa):(月)、(火)…のようにカッコ付きm/d(aaa):12/15(月)のように日付+曜日をセット表示
これで、日付を変えるだけで曜日も勝手に切り替わります。手入力は卒業です。
うまく表示されないときのチェック
- 日付が「文字」になっていると、曜日が動きません → いったん日付として入力し直すのが早いです。
- 表示が英語になる場合は、PCの設定やExcelの言語環境が影響していることがあります(必要なら対処できます)。
2. 土曜日・日曜日の行だけ自動で色を付ける(条件付き書式)
次は、土日だけ行全体に色を付ける方法です。手で塗る必要はありません。
手順(共通)

- 色を付けたい表の範囲(行全体)を選択します(見出し行は除外でOK)。
- 「ホーム」タブ → 「条件付き書式」→「新しいルール」
- 「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選びます。
ポイント:数式の中で「日付が入っている列の先頭セル」を参照します。
たとえば、日付がA列にあり、色を付けたい範囲が A2:D100 なら、参照は $A2 の形にします(列だけ固定、行は固定しない)。
土曜日だけ色を付ける数式
数式欄に、次を入れます(例:日付がA列の場合)。
=WEEKDAY($A2)=7
「書式」ボタンで背景色(例:うすい青)を選び、OKします。
日曜日だけ色を付ける数式
同じ手順で、今度は数式をこちらにします。
=WEEKDAY($A2)=1
「書式」ボタンで背景色(例:うすい赤・うすいピンク)を選び、OKします。
さらに実務向け:空白行に色が付くのを防ぐ(おすすめ)
日付が空の行まで色が付くのが気になる場合は、こちらがきれいです。
- 土曜:
=AND($A2<>"",WEEKDAY($A2)=7) - 日曜:
=AND($A2<>"",WEEKDAY($A2)=1)
動作チェック
試しに日付を来月に変えてみてください。
曜日が自動で変わり、土日の色も正しい位置にスッと移動するはずです。
よくあるつまずき(ここだけ押さえればOK)
- 参照列がズレてる:日付がA列なのに
$H2など別列を参照している - $(ドルマーク)の付け方:
$A2(列だけ固定)が基本。$A$2にすると全行が同じ判定になりがちです - 適用範囲が狭い:行全体に色を付けたいのに、日付セルだけにルールが当たっている
スガサポでは「壊れたExcel」の修理・改善もやっています
スガサポは、Excelで作られているシフト表や業務ツールの修理・改善も行っています。
たとえば、こんな相談が多いです。
- 前任者が辞めてしまって、条件付き書式や色が崩れた
- マクロ(VBA)が動かなくなった/エラーが出る
- 見た目はできているけど、更新が毎回しんどいので自動化したい
「これ、直せる?」というレベルでも大丈夫なので、お気軽にご相談ください。
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