「この人が辞めたら、シフト表は誰も触れなくなる」
そんな不安を抱えていませんか?
茨城で相談先を探している方向けに、引き継げないシフト表を「誰でも運用できる形」に直すためのチェックリストを公開します。
結論:引き継ぎ可能なシフト表の条件
引き継げるシフト表には、5つの条件があります。
- マスタが整理されている — 「どこを直せばいいか」がわかる
- 入力ルールが明確 — 「どう入力すればいいか」がわかる
- 計算式が見える — 「なぜこの結果になるか」がわかる
- 手順書がある — 「どの順番でやるか」がわかる
- エラー時の対処法がある — 「壊れたらどうするか」がわかる
この5条件を満たせば、担当者が変わっても運用が止まりません。
チェックリスト1:マスタが整理されているか
チェック項目
- スタッフ名簿が1か所にまとまっている
- シフト区分(早番・遅番など)の一覧がある
- 祝日・休業日のマスタがある
- 各シフトの必要人数が定義されている
- スタッフごとの勤務条件(週何日、連勤上限など)が記載されている
ダメな状態
- スタッフ名が各シートにバラバラに書かれている
- シフト区分が「早」「早番」「A」など統一されていない
- 祝日を毎月手で入力している
直し方
「マスタ」シートを1枚作り、すべての基礎情報をここに集約する。
他のシートからはVLOOKUPやINDIRECTでマスタを参照する形にする。
チェックリスト2:入力ルールが明確か
チェック項目
- 入力するセルが色分けされている(入力OK/触るな)
- ドロップダウンリストで選択式になっている
- 入力規則でエラーメッセージが出るようになっている
- 「ここには入力しないでください」の注意書きがある
- 入力例が記載されている
ダメな状態
- どこに何を入力すればいいかわからない
- 自由入力できるため、人によって書き方がバラバラ
- 入力ミスしても気づかない
直し方
入力セルを緑色、触ってはいけないセルを灰色に塗り分ける。
ドロップダウンリストを設定し、自由入力を禁止する。
チェックリスト3:計算式が見えるか
チェック項目
- 数式の意味がコメントで説明されている
- 複雑な計算は複数セルに分解されている
- 「この数字はどこから来ているか」がたどれる
- マクロがある場合、コードにコメントがある
- 計算結果の検算方法がある
ダメな状態
- 1つのセルに超長い数式が入っている
- なぜこの結果になるのか誰にもわからない
- マクロの中身がブラックボックス
直し方
複雑な数式は「計算用シート」に中間計算を分解する。
マクロのコードには「ここで何をしているか」のコメントを入れる。
チェックリスト4:手順書があるか
チェック項目
- 月初にやることリストがある
- 希望収集の手順が書かれている
- シフト確定の手順が書かれている
- 配布の手順が書かれている
- 月末の締め作業が書かれている
ダメな状態
- 「前任者に聞けばわかる」で済ませている
- 頭の中にしかノウハウがない
- 「やってみないとわからない」
直し方
A4用紙1枚で「月間スケジュール+手順」をまとめる。
スクリーンショット付きで「ここをクリック」レベルまで書く。
チェックリスト5:エラー時の対処法があるか
チェック項目
- よくあるエラーと対処法が一覧になっている
- 「#REF!」「#VALUE!」が出たときの直し方がある
- マクロが止まったときの対処法がある
- バックアップの場所と復元方法が書かれている
- 「どうしても直らないとき」の連絡先がある
ダメな状態
- エラーが出たらパニックになる
- 「とりあえず再起動」しか対処法がない
- バックアップを取っていない(または場所がわからない)
直し方
「トラブルシューティングシート」を作り、よくあるエラーと対処法を3〜5個書く。
バックアップは曜日ごとに自動保存する仕組みにする。
総合チェック:引き継ぎ可能スコア
上記のチェック項目に、いくつチェックが入りましたか?
| チェック数 | 状態 | 対応 |
|---|---|---|
| 20個以上 | 優秀 | 問題なし。定期的なメンテナンスを継続 |
| 15〜19個 | 良好 | 一部改善すればOK |
| 10〜14個 | 要注意 | 担当者が辞めたら危険。早めに対策を |
| 10個未満 | 危険 | すぐに改善が必要。プロに相談を |
「10個未満」だった方へ
引き継ぎ不可能なシフト表を放置すると、担当者が休んだだけで業務が止まります。
「全部作り直す」必要はありません。優先度の高い部分から、1つずつ直していけば大丈夫です。
どこから手をつければいいかわからない場合は、プロに相談してください。60分の無料相談で、優先順位と具体的な直し方をお伝えします。


